「事務所のコーヒーがなくなったら、棚の右っかわにコーヒーあるから。こっちの右っかわにあるのが、うちのコーヒーやから、それを使って」と同僚から引き継ぎ指示を受けた。
あ、同僚の一人といっても、実質3人の職場で、一人は監督的な立場、ヒラは彼女と私だけ^^
それで、次の出勤日に私が行ってコーヒー入れようとしたら、やはり缶の中のコーヒーだけでは足らず、「あぁ、聞いといてよかった♪」と思いながら、棚を空けて、右側にある小さなダンボールを降ろし、そのなかからコーヒーを探した。
あれ? ない・・・ とさらに雑物を掘っていくと、果たして段ボールの底のあたりにコーヒーが。「へ~ ゴジバのコーヒーやて。安売りしてんのかな」とか呑気な感想を抱きながら、ハサミでオープン! その瞬間、匂ったことのある匂いが・・・
改めて袋を見ると、果たして“ヘーゼルナッツ・クリーム”と。
アメリカに行って初めてそのコーヒーを出されたとき、とても不快な思いをしたことを思い出す。このコーヒー、趣味悪すぎ! いつもそう思う、まさにそのコーヒー。
不思議に思ってきょろきょろしてみると、缶の横に新しいコーヒーの袋が出してあった。
気付かなかった・・・
悔しいから原状復帰してやろうかと思ったのだが、上司にいうと、「まぁ、ええん違う~」という感じ。
ネットで調べると、一袋2000円と3000円の間!
おー、何と高価で、そしてまずいコーヒー!!!
美味しいコーヒーなら原状復帰してやるが、持ってきた人ももしかしたらお金持だから持ってきたのではなく、まずかったから持ってきただけかもしれない。だとしたら、原状復帰に意味はあるのか!?
この事件が、今後どのような尾を引くのか・・・ あるいは引かないのか・・・
悩みは尽きない。