中学生のころ夢中になって読んだ本、『赤毛のアン』のシリーズ。授業中にあんまり夢中になりすぎて、後ろからやってきた先生に気づかず、本が突然フワッと空に浮いたときはびっくりした。
この人が訳してくれてよかったなぁ、と思いながら、つくづく眺めた名前──村岡花子。
「あとがき」か何かで、「学生のころ、屋根裏部屋にこもり、寝るのも忘れて洋書をよみふけった」というようなことが書いてあった。
この人の学生のころに、そんなに洋書のあるお家って? どうすればその時代にそんなに英語がうまくなったのか?
そんなことを疑問に思ったこともあった。
今、朝の連ドラでやっていて、楽しく見ている。が、ドラマチックな筋書きを見ながら、「ほんとうのところはどうなんだろう?」「どこが脚色されているのだろう?」などと思うこともしばしば。
だんだんその気持ちが大きくなってきて、本を調べてみた。すでに何冊か出ているんだー。孫娘の村岡恵理さんがまとめているらしい。
![]() 【夏文庫14… |
★『アンのゆりかご──村岡花子の生涯』新潮文庫、村岡恵理、810円、2011年★ 値段で決めるわけではないが、2011年に出版されたこれを購入してみる。 |
★『村岡花子の世界──赤毛のアンとともに生きて』河出書房新社、村岡恵理・内田静枝、1620円、2014年★ |
![]() 村岡… |
★『村岡花子と赤毛のアンの世界──生誕120年永久保存版』河出書房新社、村岡恵理、1728円、2013年、章ごとに異なる著者★ |
★『村岡花子──「赤毛のアン」の翻訳家、女性にエールを(Kawade夢ムック)河出書房新社、村岡恵理、2014年★ |
★『花子とアンへの道──本が好き、仕事が好き、ひとが好き』新潮社、村岡恵理、2014年★ |