大学入試改革

2015年度の新中1生が大学入試を受ける年から、センター試験が廃止され、代わりに「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」が実施されることになる。

合教科型の試験、ということで、日本においてはまったく未経験の領域へと進もうとしている。混乱が予想される。予想されて余りある。

「これまでと異なる時代に生きる学生には、答えのない問題に答えを見いだす力が必要だ」「グローバル人材の育成が課題とされる中、日本の教育は十分に対応できていないとの強い危機感がある」という認識に基づくもののようだ。

「個別試験の学力検査は必要」という声に妥協して、各大学は「論述形式の学力評価を課すこともあってよい」ということになるかもしれない。妥協して、ようやく「論述」ですと。

英語に関しては、「読む・聞く・話す・書く」の4技能を評価するとか。

この流れにいち早く乗った大学は、前倒し式に従来のAO式の入試に切り替えていくらしい。

コミュニケーションのできる英語力、答えのない問題について考える論述力──がんばらなくてはなりませんな。

 

NIKKEI150114

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