と、勝手に名づけてみた。
料理をするのに、レシピ通りにキッチリと作るフランス人Oちゃん。カルボナーラの生クリームの量は4人で360㏄だっけ? そのほかも、何かをつくるとなればキッチリとレシピ通りの材料を揃えるので、ちょっとたいへんだったりする。まぁ、異国で料理して、応用も難しいわなぁ、とは思っておったのだが・・・
昨晩、両親が栗ご飯用の栗をえっちらおっちらむいていて、その脇で宿題をしていたOちゃん。フランスの栗はもっと小さいわ、とか、ときどき口をはさんで会話する。そして、アイフォンで、焼き栗の写真を見せてくれた。一文字に切れ目を入れて美味しそうに焼き上がった栗。
じゃぁ、せっかくだから、栗、焼いてみる?ってことになって、「今から焼いてみるね」というと、またチャカチャカとアイフォンいじって、ある画面を見せてくる。オーブン230度で20分──焼き栗のレシピだった・・・
焼き栗数個作るのにオーブン温めるのもなんだし、トースターで焼こうと思って、「こっちを使うね」というと、「でも、230度・・・」って。トースターは温度設定できませんからねぇ。
果たしてトースターで焼きあがった栗は、美味だったものの食べにくく、スプーンでほじくって食べた。もし、オーブン230度で20分してたら、するりと皮がむけて、パクッと食べることができたのかしらん?