近隣の子どもたちの学習環境は、大手2塾の独占状態。2塾が独占していると、子どもたちは「どちらの塾へ行くか?」という選択になる。大手はちょっと・・・と思っている一定数の人が、中小を探すことになる。
大手塾には大手塾の役割がある、と思う。けれども、すべての子どもたちに大手塾が必要なわけではない。私的には、せいぜい中3の1年間か、中3の夏休み以降、情報収集の手段として通うというのがベストな利用方法かなと考えている。
あっちこっちに「苦手」を抱えた多くの子どもたちにとっては、上向けドンドンの大手塾よりも、苦手なところを一つ一つ埋めていってくれるような、きめ細かなサポートをしてくれる中小がお勧めだ。ただし、今流行の「個別指導」は質の点で難あり、と見ている。また、個別指導塾は、入試に関する情報もほとんどない、と見ている。
そこで、小さくともしっかりとしたきめの細かな教育を提供できる塾やうちのような作文教室が協力して、子どもの学習環境を整える手助けを何かできるんではないか、と考えたのだ。自分たちの教室へ招き入れるということではなく、情報提供などにおいて。
おいおい書いていこうと思うが、とりあえず「交野教育研究会」として立ち上げ、地域の教育に携わっている人が中心となって、地域の子どもたちの教育環境について考えていく、という真面目な活動をやっていきたい。地域の教育に関心のある人ならば、子どもたちの保護者であっても何らかの形で関わってもらえるようにできたら、一層よいかな、とも思う。みんなでいろんな意見を出し合い、情報を交換し合いながら、子どもたちの教育について考えていきましょう!
「交野教育研究会」──立ち上がるかな!?