“The Bees’ Knees”

YL(読みやすさレベル)0.3の簡単な絵本・・・なのだが、簡単でない。絵本と言うのは、言語的にはかなりやっかいだ。日本語を台湾で教えていたときも、絵本は使いたいけど使いづらい教材だった。

そして、これ。

一生懸命に読むのだが、読み切らん。掛け言葉とか含蓄とか、もっと何かあるのだと思う。その<もっと何か>がキッチリとわかれば、非常に面白い教材になると思う。もったいない、と思いつつ、やはりわからないものは一人で考えていてもわからない。調べながら考えていても、なかなかわからない。

これが、4月から中二になる新しい生徒さんの、本日のメイン教材。

The Bees’ Knees : まず、タイトルのこのアポストロフィの使い方を復習。

knees: 絵を見ながら、意味を確認

ask: これ、知らなかったですね。意味を確認。

Those bees like to fly in threes.: 動詞の名詞化(不定詞)についてサラッと説明し、in threes について考えてもらい、意味を確認。

You can see-six legs times three. Six times three makes eighteen knees!:  このtimesの意味を推測してもらい、意味を確認。絵を見ながらだと、推測もしやすいですね!

a lot of: 意味を確認。

We never knock our knees! Let us show you!: neverの意味を確認。let us の使い方も確認。let はよく出てくるので、すぐに慣れて来るでしょう。

Look out, bees. : 簡単な単語から成る表現ですが、意外に意味は知られていません。

FREEZE! :凍りつく→止まる を解説。以前、この言葉がわからずにアメリカで撃たれてしまった日本人の男の子がいました。その話をしようかと思いましたが、時間の都合でやめました。

The bees’ knees knock… : knees knock は、膝ががくがくするとかいう意味もあるようです。でも、ここでは、互いの膝をコツコツとぶつけ合うみたいな意味かな? それとも、もう少し何かしゃれっ気というか含蓄があるのかな?

… and make a knot! : knot も、絵を見て理解。

簡単ですが、CDの音声は割とナチュラルなスピードで、オーバーリーディングではついていくのにやっとでした。何度か繰り返すと、少しずつスピードにも慣れてきました。

意味を確認(日本語で理解)してから何度か読んでもらい、どんどん覚えていってもらいます。

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