「出家詐欺」放送における捏造、打ち切りへの流れ、BPOの意見書。
やっと整合性のある「解」が見えてきた。もちろん、また新しい要素が加われば、この「解」も破棄することになるのかもしれないが。
なぜ「出家詐欺」放送は捏造されたのか?
NHK総合テレビ『クローズアップ現代』(2014年5月14日放送)『かんさい熱視線』(同年4月25日放送 関西ローカル)
2014年春がどのような政治状況だったのかは改めて調べ直すとして、マイナンバー制との関連があったのではないか? というのが今回の「解」である。
BPOが、番組捏造に対する批判の流れで、自民党、総務省への批判も行っていることがひとつの根拠である。表立っては関連付けられていないのかもしれないが(BPOが発表した原文を読む必要がある)、捏造批判の流れでそのような「意見」が出てくるというのはあまりにも不自然な印象を受けるのだ。
つまり、マイナンバー制度はぜひとも必要だ、という世論を作り上げるために、自民党がNHKに圧力をかけてできあがったのが、あれらの番組だった、という解釈である。権力がバックにいるからという慢心もあって、雑な捏造に結びついたのかもしれない。