3年前に日本に帰ってきて、なるべく地域に関わってきて──あぁ、こんなとこかぁ、と悟った。それなりに興味深い世界ではあるが、つまらない。何がつまらないかというと、①男性中心、②意識が低い、てことか。
①は、行き場を失った男性たちがアイデンティティを求めてうろうろとたむろっている世界というイメージ。だから、地域活性化とかボランティアとか銘打っても、結局「認めて、誉めて、僕のやったこと!」というところに帰着してしまうのがつまらない。
みんながハッピーになってよかったねぇ、人の役に立ってよかったねぇ、というところになぜか帰着しないのだ。どうしても、「活躍した(はずの)僕」ってところに帰着する。
まぁ、会社世界、そんなのあたりまえじゃん!と、その世界に驚いている私に違和感を感じる人も多いかもしれないけど。
②は、①とも関連しているけど、こっちは市も絡んでくるイメージで、いろいろ町おこし的な活動を志していはいるものの、どうもしょぼいということ。高齢化してて頭が固くなってるってこと、予算がないこと、もしかすると本気でない人たちが関わってしまうことなどがあるかもしれない。
地域の外でも働くようになったら、地域での私のポジションに微妙な亀裂が入り始めたような気配。めんどくさい。